■時計の特長その1 文字盤に使用した「岩絵具」について

日本画を描く際に用いられる「岩絵の具」は7世紀ごろ高麗の僧が
紙や墨とともに日本へ伝えられたといわれる主に鉱物を砕いて作った絵具です。
高松塚古墳の壁画や法隆寺金堂旧壁画にも使われ
その色彩は1300年以上たってもあせることなく美しい色を今に伝えています。
粒子が大きくきらきらとした独特の美しい風合いをもち
砕きかたが細かいほど淡い色になり、荒いほど濃色になるという特徴があります。幾重にも塗り重ねて表現されるその色は繊細で優雅な和の色です。
主な色としては藍銅鉱(アズライト)を砕いた「群青」孔雀石(マラカイト)を砕いた「緑青」水銀と硫黄を混ぜて作られた「朱」などがあげられます。
写真上:岩絵具『緑青』とその原石『孔雀石(マラカイト)』、緑青を使用した時計
写真下:岩絵具『群青』の原石『藍銅鉱(アズライト)』
制作過程をスライドショーでご覧いただけます。
■時計の特長その2 時計の製作過程について
私どものアトリエではハンドメイドで腕時計や置時計を15年以上にわたり
製作してまいりました。ひとつづつ手作業で組み立てた時計は
繊細であたたかみのある仕上がりになっています。
ベルトには、革以外の素材=布などを積極的に使用し、
これまでの時計にはないコーディネイトを提案しています。
時計本体には日本で機械式時計を製作し、高い評価を得ている
「晃成製作所」の技術協力を得ております。
「はなもっこ」として展開するこの腕時計では伝統的な技法にこだわり、
『岩絵具』は膠(にかわ)という接着剤を用いて手漉きの和紙に幾重にも
塗り重ねました。『漆』も上質の天然漆を幾重にも塗り重ねる工程を経た後、
呂色(ろいろ)仕上げや蒔絵という技法で仕上げてあります。
膠(にかわ) 牛の革を原料した伝統的な接着剤です。
■時計の特長その3 「昇苑くみひも」とのコラボレーションについて

ストラップとして、あるいはベルトとして使うくみひもは
形状と耐久性の問題を考慮しつつ、宇治の「昇苑くみひも」に
特別に仕立ててもらいました。
特に、最高級とされる絹糸を使い丁寧に手で染め上げた
大和組(やまとぐみ)という光沢の映える組み方で仕立てられた
天然染めのストラップは文字盤の岩絵具の色とマッチして、
着物の組み合わせのように美しい色合いです。
昇苑くみひもホームページはこちら
■時計の特長その4 ベルトの交換について

時計のケースはベルトの交換が簡単に出来るようにデザインされていますので、
季節や状況に応じて付け替えることが可能です。
ベルト単品での販売もしておりますので、お好みの組み合わせで
あなただけのはなもっこをお楽しみ下さい。
革ベルトとの組み合わせでは、くみひもを合わせていたときとは印象が変わり、
岩絵具の「色」が際立つモダンな時計となります。
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